庄内の仕事着コレクション しょうないのしごとぎこれくしょん

民俗 有形民俗文化財 / 江戸

  • 山形県鶴岡市
  • 江戸~昭和
  • 126点
  • 山形県鶴岡市
  • 指定:1966(昭和41).6.11
  • 致道博物館
  • 重要有形民俗文化財

庄内地方では一般に「でたちなり」と呼んでいる仕事着は、丈の短い襦袢仕立のものが多く、下半身に、もんぺや、だふらを穿き、手甲、脚絆や前垂を着けるのが普通であった。
 北国では、木綿の普及が遅く、麻を主体とした衣生活が長く続いた。木綿は日本海航路で関西方面からもたらされたが、古手として移入されたものも多く、補修と補強のために糸で細かく刺して刺し子にしたり、ぼろ布は細かく裂いて、さきおりにして再利用した。
 また山野に自生する藤科、いらくさ、からむし、ぜんまいなどから繊維を取り、これを衣料にすることもよく行われた。衣生活の地域的特色を持つコレクションである。指定の内容は、長・短衣68点、袖なし49点、山袴9点。

庄内の仕事着コレクション しょうないのしごとぎこれくしょん

その他の画像

全3枚中 3枚表示

庄内の仕事着コレクション 庄内の仕事着コレクション 庄内の仕事着コレクション
ページトップへ