歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 江戸
1巻に「菅井舎所蔵之巻/戊午(1858)季冬模之/皆春齋」とある。菅井舎は第10代小城藩主鍋島直堯(1800~1873)の別邸の名で、現在の桜城館(図書館、歴史資料館、中林梧竹記念館)の向かい側に所在していた。 石井良一著「武雄史」には、茂義と小城藩主との間に古画を交換するなどの交流があったことが記されている。巻中には、薫川法眼の「福禄寿」や探渕の「西行」などが写されておりほとんどが、同時代に活躍した狩野派絵師らの作品の写しである。
ぼたん図
皆春齋御絵具
探幽ほか写し