御遠眼鏡 おんとおめがね

歴史資料/書跡・典籍/古文書 その他 / 江戸

  • 江戸時代
  • 全長59.0cm 口径(大)4.3cm (小)2.6cm
  • 1本
  • 佐賀県武雄市武雄町大字武雄5304-1 武雄市図書館・歴史資料館
  • 武雄市
  • 重要文化財

 日本に望遠鏡がもたらされたのは17世紀初めで、鎖国以降、国内でも製作されるようになった。寛政年間、泉州の岩橋善兵衛の登場で天体観測も可能な望遠鏡(屈折望遠鏡)が作られるようになり、天保年間には、近江国の国友藤兵衛が西洋の望遠鏡の性能に匹敵する反射望遠鏡を製作した。
 この資料は、和紙を貼り重ね、黒漆を塗った一閑張りの屈折望遠鏡である。

御遠眼鏡 おんとおめがね
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