温故東の花第四篇 旧諸侯参勤御入府之図 おんこあずまのはなだいよんぺん きゅうしょこうさんきんごにゅうふのず

版画 木版画 / 明治

  • 楊州周延  (1838~1912)
  • ようしゅうちかのぶ
  • 東京都
  • 明治22年 / 1889年
  • 大判錦絵
  • 縦34.0、横70.4(cm)
  • 3枚続
  • 山口県萩市大字堀内355番地
  • 萩博物館

長州藩(萩藩)の13代藩主毛利敬親の参勤交代行列を描いた錦絵。総勢1,000人といわれる行列が、江戸高輪付近を通る様子を表す。図中の長持ちや旅箱には、毛利家の家紋「一文字に三ツ星」が見られ、また槍を投げ渡しする様子も見られるなど、大名行列の一シーンを現在に伝える貴重な絵図資料である。なお作者の楊州周延(本名は橋本直義)は、役者絵をはじめ、西南戦争や明治の貴顕、江戸時代の風俗などを主題に幅広い作画活動を行った。

温故東の花第四篇 旧諸侯参勤御入府之図 おんこあずまのはなだいよんぺん きゅうしょこうさんきんごにゅうふのず
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