染付金魚文三足鉢
そめつけきんぎょもんみつあしはち
工芸品 陶磁 / 明治
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有田・香蘭社
- ありた・こうらんしゃ
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明治時代中期 / 19世紀
- 口径31㎝ 高さ10㎝ 底径14㎝
- 1口
- 佐賀県佐賀市松原2丁目5-22
- 公益財団法人鍋島報效会
見込みに、水草に遊ぶ8匹の金魚をあらわした涼しげな一品。外側に表された牡丹・菊・蓮・ススキ・桔梗・撫子・萩・女郎花などの草花は、晩夏から秋の涼風を感じさせる。鍋島家は他の旧大名家と同様、明治以降は東京に住まれた。有田・香蘭社製のこの鉢は、明治25年(1892)に竣工した永田町の鍋島邸内で実際に水を張り金魚を泳がせていたのだろうか。
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