六十余州名所図会伊予西條 ろくじゅうよしゅうめいしょずえいよさいじょう

版画 木版画 / 江戸

  • 歌川広重
  • うたがわひろしげ
  • 江戸時代後期 / 安政元(1855)年
  • 錦絵
  • 1枚
  • 愛媛県西予市宇和町卯之町4-11-2
  • 参考:愛媛県歴史文化博物館資料目録第17集『絵画資料目録』2009年
  • 愛媛県歴史文化博物館

画面中央に四国最高峰の石鎚山を置き、その麓には西条藩松平氏3万石の陣屋町西条、右手前に白帆をまきあげた廻船を配している。本資料は淵上旭江の『山水奇観』より図柄を借用しているが、近景に廻船の帆を大きく描き込むなど、広重の工夫の跡が見える。画面上では城郭が描かれているが、実際には西条藩では城郭は作られず陣屋であった。

六十余州名所図会伊予西條 ろくじゅうよしゅうめいしょずえいよさいじょう
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