知恩寺 阿弥陀堂 ちおんじ あみだどう

建造物

  • 京都府
  • 江戸末期 / 1831
  • 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、本瓦葺
  • 1棟
  • 京都府京都市左京区田中門前町
  • 重文指定年月日:20170223
    国宝指定年月日:
  • 宗教法人百萬遍知恩寺
  • 重要文化財

知恩寺は,百萬遍として知られる浄土宗大本山寺院である。承安5年(1175)頃の宗祖法然による創始以来,3度の寺地移転を経て,寛文年間(1661-72)初期に現在地に境内を構えた。
中心となる御影堂は,浄土宗寺院仏堂の基本的平面を採り,禅宗様を色濃く取り入れた外観と,広壮な内部空間を併せ持つ堂である。御影堂の周囲には釈迦堂や阿弥陀堂,勢至堂,鎮守堂,総門などの堂宇が配置されて荘重な境内を形成しており,近世浄土宗寺院伽藍の特徴を理解する上で,高い価値を有している。

知恩寺 阿弥陀堂

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