歴史資料/書跡・典籍/古文書 絵図・地図 / 明治
佐賀市松原には大正2年(1913)、10代佐賀藩主・鍋島直正(1814~71)の銅像が建設され。周辺は銅像園として整備された。本図は、銅像園整備以前の松原一帯を表した明治時代後期の地図。中央付近、南北の直線水路を境とし、東半分に鍋島直正らを祀る松原社とその神苑が広がる。西半分は田地や佐賀市役所・物産陳列所などからなるが、やがてこの佐賀市役所等が移転し、この西半分に銅像園が造営された。のちに昭和8年、鍋島直正を祀る別格官幣社・佐嘉神社が松原社の神苑を造成し直して創建された。
昭和10年代の銅像園
鍋島直正公御実歴一百図
北島兵一
閑叟公銅像模型
武石弘三郎