木造十一面観音立像及び木造地蔵菩薩立像
もくぞうじゅういちめんかんのんりゅうぞうおよびもくぞうじぞうぼさつりゅうぞう
彫刻 木像 / 奈良
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平安後期・室町時代
- 1.木造十一面観音立像
一木造 彩色 彫眼
2.木造地蔵菩薩立像
一木造丸彫 両足先別材 彩色
3.木造地蔵菩薩立像
桧材 一木造
- 1.木造十一面観音立像
総高79.5cm、像高57.7cm、髪際高49.0cm
2.木造地蔵菩薩立像
総高89.0cm、像高74.2cm、髪際高56.5cm
3.木造地蔵菩薩立像
総高86.5cm、像高80.7cm
- 3躯
- 多良木町指定
指定年月日:40051124
- 有形文化財(美術工芸品)
相良家文書「関東下知状」によれば、「古多良・竹脇・伊久佐上・東光寺」の地名が見える。これにより旧黒肥地村は、「竹脇・伊久佐上・東光寺」に相当すると考えられ、それぞれ王宮神社・白鳥神社・東光寺八幡神社が鎮座する。本像が安置されている脇観音堂は、先述の「竹脇」を由来としていることが分かる。