四国山地の発酵茶の製造技術 しこくさんちのはっこうちゃのせいぞうぎじゅつ

民俗 無形民俗文化財

  • 選定年月日:20180308
    保護団体名:特定せず
  • 記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財

 本件は,徳島県勝浦郡上勝町・那賀郡那賀町,愛媛県西条市,高知県長岡郡大豊町等,四国地方の標高数百mの山間部に伝承されている茶の製造技術で,製造過程で人為的な発酵が行われる点に特色がある。
 徳島県では,阿波晩茶などと呼ばれ,夏場に刈り取った茶葉を,煮てから揉捻し,桶に数週間漬け込んで発酵させ,最後に乾燥させる。
 愛媛県や高知県では,それぞれ石鎚黒茶,碁石茶などと呼ばれ,夏場に刈り取った茶葉を,蒸してからカビ付けした後に,桶に数週間漬け込んで発酵させ,最後に乾燥させる。
 阿波晩茶が一段発酵,石鎚黒茶や碁石茶が二段発酵という違いはあるものの,摘んだ茶葉をすぐに加熱して自然発酵を抑制する一方で,後に人為的に強制発酵させる点は共通し,どちらも独特の酸味を持った茶となる。
(※解説は選択当時のものをもとにしています)

四国山地の発酵茶の製造技術 しこくさんちのはっこうちゃのせいぞうぎじゅつ

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