工芸品 金工 / 平安
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出土地不明
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平安時代末期 / 12世紀
- 青銅
- 面径12.5㎝
- 1面
- 昭和23年4月27日重要美術品
来歴:1982神戸市立博物館
参考文献:
・池田毅「和鑑にみえるもの-神戸市立博物館所蔵の中世和鏡の検討」(『神戸市立博物館研究紀要』第22号) 2006
・森田稔「「石峯寺経塚」遺物の再検討」(『神戸市立博物館研究紀要』第8号) 1991
- 重要美術品
円形で文様は圏線で外区と内区に分かれます。内区には鳥と瓜、外区には瓜と蝶を鋳出します。鋳上がりは一部分を除き良好です。
当品を含むいくつかの出土品は当館が入手した際には、神戸市北区淡河町の石峯寺発見とされていましたが、調査の結果、石峯寺で出土した確証が得られず、出土地は不詳であるという判断がなされています。
【中世の神戸】