ラテン語の原本を蘭訳したものです。四足動物、魚と水棲生物、鳥、虫類と蛇竜、4篇から成り、約250枚のマテウス・メリアンの銅版挿図があります。
寛文3年(1663)に商館長インダイクが将軍家綱に献上した『ヨンストン動物図譜』は、享保2年(1717)に吉宗が取りだすまで幕府の書庫に眠っていました。吉宗が本書に興味を持ったことが蘭学興隆の発端であり、平賀源内も入手、宋紫石(そうしせき)、小田野直武(おだのなおたけ)、司馬江漢(しばこうかん)、亜欧堂田善(あおうどうでんぜん)など、多くの画家が模写しています。
なお、
【江戸時代の洋学】【江戸の絵画】
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