絵画 / 江戸
江戸の人々の秋の行楽のひとつに、萩の花見があります。亀戸天満宮や三囲神社などが名所でしたが、本所の萩寺(龍眼寺)が最も有名でした。本図はその庭を描いたものと考えられます。縁台に腰かけた若衆に、周囲の女達が目を奪われている光景が描かれています。
風俗東之錦・萩の庭
鳥居清長筆
風俗東之錦・萩見
三囲神社の夕立