絵画 / 江戸
牛若丸と浄瑠璃姫の恋物語は、室町時代以降に流行し、浮世絵版画でもよく描かれました。邸(やしき)の前で横笛を吹くのが牛若丸、画面右に立ち侍女の伝言を聞いているのが浄瑠璃姫です。牛若丸は古典的な姿ですが、女性たちは当世風に置き換えて描かれています。
牛若丸と浄瑠璃姫
鳥居清長筆