絵画 / 江戸
毎年11月に行われた顔見世狂言は、歌舞伎界の正月ともいうべき、1年でもっとも重要な行事でした。寛政11(1799)年に、森田座に出演する役者の姿絵をつけた番付です。江戸時代の歌舞伎ファンにとって、顔見世番付はその年の役者情報を得るために必見でした。
芝居番付 元禄十四年巳霜月 山村座
筆者不詳
芝居番付 正徳二年壬辰霜月 森田座
芝居番付 延宝三年霜月 市村座