工芸品 その他 / 南北朝
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長船元重
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南北朝時代・建武5年(1338)
- 鉄製鍛造
- 刃長 46.7センチ 反り 2.1センチ
- 1口
- 銘文:銘 備州長船住元重/建武五年三月日
- 重要美術品
薙刀は長柄@ながえ@武器の一種で、主に平安~南北朝時代に用いられました。本品は備前国(岡山県南東部)長船@おさふね@派の元重の作で、板目@いため@の地鉄@じがね@に直刃@すぐは@の刃文@はもん@を焼入れ、茎@なかご@の表裏に銘@めい@を切っています。南北朝時代の薙刀の典型例で、保存状態がよく、製作当初の姿をほぼ保っているのも貴重です。