歴史資料/書跡・典籍/古文書 絵図・地図 / 江戸
文化5年(1808)イギリス軍艦がオランダの商権を奪うため長崎に入港したフェートン号事件後、長崎には台場が増設された。本図には台場や見張り場、岬、小島などの距離や水深が記されている。文中には長崎代官高木定四郎の名が見えることから、幕末の1849年以降の作である。松平家に伝わる軍事機密的な本図からは、幕政における松平家の位置をうかがえる。
長崎港内外台場図
長刀岩御台場図
神崎御台場図