行書格物篇軸 ぎょうしょかくぶつへんじく

その他の美術  / 

  • 乾隆帝筆
  • 制作地:中国
  • 清時代・乾隆43年(1778)
  • 淡紅蠟箋墨書
  • 216.5×84.0
  • 1幅
  • 銘文:「古稀天子之宝」白文方印、「猶曰孜孜」朱文方印

清の6代皇帝乾隆帝は王朝の最盛期をもたらすとともに文化事業に尽力し、書では『三希堂法帖(さんきどうほうじょう)』など大部な集帖(しゅうじょう)の刊行も行いました。本作は雲間に飛びかう蝙蝠(こうもり)の吉祥図様を金泥で描いたピンク色の蠟箋(ろうせん)に、「格物」と題する詩を流麗な行書で記します。「福」と同音の「蝠」をもつ蝙蝠は幸福の象徴です。

行書格物篇軸 ぎょうしょかくぶつへんじく
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