絵画 / 江戸
角を生やした老婆風の般若が歯をむき出して高笑いしながら、円窓から姿を表わし、引きちぎった赤子の生首を指さしています。大きな口の老般若と小さな赤子にはそれぞれ鮮血が描かれ、陰惨な描写が恐怖心をかきたてます。
百物語・笑ひはんにや(複製)
松井栄吉版(葛飾北斎原画)
千繪の海・甲州火振
葛飾北斎筆
百物語・しうねん