考古資料 / 戦国時代
耳杯とは、両側に取手をもつ楕円形の容器。おもに戦国から漢の時代にかけて(前5~後3世紀)、酒や羹(あつもの)などの飲食器として使われた。同じ形状のものが積み重なって出土することがあり、宴席ではセットで使われることが多かったと思われる。
漆耳杯
緑釉耳杯