明治
黒田は明治30年の新春を久米桂一郎らと房州大原で迎えた。白馬会の仲間であった中村勝治郎宛の書簡によれば、同地の風俗には感興をそそられたらしく、海浜の景色を12~3点描いたという。この作品もおそらくそのうちの一点だろう。第2回白馬会展出品作。
母子
黒田清輝
漁舟着岸
漁舟着岸図画稿2
黒田清輝筆