石のお金 いしのおかね

  • 制作地:ミクロネシア、カロリン諸島西部
  • 19世紀後半~20世紀初頭
  • 石灰石
  • 長径270、短径233、厚40
  • 1個

 カロリン諸島西部のヤップ島では、中央に孔のある石のお金(石貨(せっか))が発達した。なかには人間の背丈を超える特大品もあった。近代化してからも伝統的な家やカヌーを専門職人に作ってもらう時は、通常の貨幣ではなく、石貨で支払わなければならなかった。

石のお金

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