カロリン諸島西部のヤップ島では、中央に孔のある石のお金(石貨(せっか))が発達した。なかには人間の背丈を超える特大品もあった。近代化してからも伝統的な家やカヌーを専門職人に作ってもらう時は、通常の貨幣ではなく、石貨で支払わなければならなかった。
石貨
柄付き石斧