胆松に白蛇 だんまつ しろへび

絵画 / 江戸

販売目的ではなく配り物として制作された版画を摺物と呼んでいる。新春を寿ぐ絵と狂歌を合わせた春(しゅん)興(きょう)摺(すり)物(もの)を制作して交換することが江戸後期の趣味人に流行した。弁天様の使いとされるめでたい白蛇が松の木に絡み、朝日が昇っている。巳年元旦にふさわしい摺物。

胆松に白蛇

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