絵画 / 鎌倉
浄土宗の祖・法然*ほうねん*(1133~1212)の伝記絵巻の断簡。詞書は親鸞*しんらん*の曾孫・覚如*かくにょ*が編んだもので、法然とともに親鸞の事蹟を詳しく描いている。この断簡は法然と園城寺*おんじょうじ*の公胤*こういん*が浄土の教えについて議論する場面を描く。墨染の衣をまとい、念珠を繰るのが法然。
不詳物語絵巻断簡
絹本著色法然上人絵伝
山王霊験記絵巻断簡
伝六角寂済筆