絵画 / 江戸
岸駒(がんく:1756~1838)は越前金沢の人。いわゆる岸派の祖となり、円山・四条派と拮抗する一大画派を形成した。秀逸な画論書『画乗要略』の著者・白井華陽もその弟子である。岸駒は虎を描いて著名だが、本図は彼独特の荒粗な筆法で嵐山周辺の光景を印象的に捉えている。
虎図
岸駒
寿星図
竹鶏図