その他の美術 書 / 江戸
公顕法親王は閑院宮典仁親王の皇子で公延の弟。江戸時代中期の輪王寺門跡。三大字の意味は不明ながら、中国明末の学者崔後渠(さいこうきょ)の語「六然(りくぜん)」の内の5つを会得したという意味か。六然とは生涯における人生訓であり親王が老境に差し掛かった頃の作であろうか。
短冊
公延法親王筆
曼殊院宮良恕法親王消息
曼殊院良恕
一行書 諸悪莫作 衆善奉行
輪王寺宮 天真法親王