目八譜 もくはちふ

江戸

武蔵石寿(1766~1860)編の貝類図譜。二枚貝から巻貝、タコにいたる991種を対象に、観察や説明の文を添える。精緻な写生で、文様の異なる複数の標本を描くのが特徴である。筆者の服部雪斎が、貝殻の硬さや微妙な色合いを見事に表現している。

目八譜

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