麒麟蒔絵高杯 きりんまきえたかつき

工芸品 漆工 / 明治 大正

  • 沢田宗沢斎作
  • 明治~大正時代・19~20世紀
  • 木製漆塗
  • 長径31.0 短径23.9 高20.2
  • 1基
  • 銘文:外箱蓋裏墨書銘「澤田宗沢齋」

沢田宗沢斎(さわだそうたくさい)は金沢の蒔絵師で、加賀蒔絵(かがまきえ)の伝統をよく受け継いだ精巧な作風で知られた。金沢における明治期の代表的蒔絵師である。この高杯は薄肉高蒔絵(うすにくたかまきえ)に付描(つけがき)や金切金(きんきりかね)、研出蒔絵(とぎだしまきえ)を交えるなど、各種技法を的確に用い、洗練された作行を示している。

麒麟蒔絵高杯

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