江戸
「名所」は、和歌で詠まれてきた場所(歌枕)で、近世になると、狂歌師や僧侶などによって読み物形式の「名所記」が作られた。上方の作家秋里籬島と画家竹原春朝斎によって創り出された「名所図会」は、娯楽性と実用性を合わせ持つ総合的な地誌である。
大和名所図会
秋里籬島/著;竹原春朝斎/画
秋里籬島/撰;竹原春朝斎/画
和泉名所図会