城ケ島のウミウ、ヒメウ及びクロサギの生息地 じょうがしまのうみう、ひめうおよびくろさぎのせいそくち

天然記念物

  • 神奈川県三浦市
  • 城ヶ島
  • 指定年月日:S35.5.31
  • 三浦市
  • 神奈川県指定重要文化財

 城ヶ島の南端の赤羽根海岸は、高さ30m前後の海蝕崖が続くが、この崖がウミウやクロサギの生息地となっている。ウミウとヒメウは北方系の鳥で、三陸海岸以北で繁殖するが、冬季は寒さを避けて南下する。したがって城ヶ島では10月下旬頃より飛来しはじめて、厳寒期に最も数が多く、3月から4月にかけて北の方面へと戻っていく。昼は餌を探しに出かけている鳥が多く、観察には夕方が適している。一方、クロサギは南方系の鳥であり、城ヶ島を北限とする。

城ケ島のウミウ、ヒメウ及びクロサギの生息地

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