星学手簡 せいがくしゅかん

歴史資料/書跡・典籍/古文書 文書・書籍 / 江戸

  • 東京都
  • 江戸時代 / 19世紀
  • 紙本墨書 楮紙(半紙切) 袋綴装四ツ目綴 別表紙(薄茶)
  • (各)縦23.4×横16.5センチ
  • 3冊
  • 東京都三鷹市大沢2-21-1
  • 重文指定年月日:20230627
    国宝指定年月日:
    登録年月日:
  • 大学共同利用機関法人自然科学研究機構
  • 国宝・重要文化財(美術品)

江戸時代後期に寛政の改暦をなしとげ、我が国の天文暦学を大きく発展させた高橋至時(1764~1804)、間重富(1756~1816)をはじめとする麻田派の天文暦学者間で交わされた書状を中心に集成した書物である。編者は至時の次男渋川景佑と推定され、同家に伝来した。書状の内容は、天体観測の様子や天文暦学研究の実態、観測・測量機器の改良、寛政の改暦や伊能忠敬の全国測量の実情等を伝える。当時の天文暦学の水準を知る上で欠かせない史料であり、江戸時代後期の天文暦学史、測量技術史上に価値が高い。

星学手簡 せいがくしゅかん

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