金銅王菩薩三昧耶形 こんごうおうぼさつさまやぎょう

工芸品 金工 / 平安

  • 出土地:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山出土
  • 平安時代・12世紀
  • 銅製 鋳造 鍍金
  • 1個

 三昧耶形とは仏の印相や持物をもって、それぞれの仏を象徴的に表現したもの。これらを修法壇の上に一定の法則にしたがって安置し、一種の曼荼羅を形成する。製作は蝋型(ろうがた)による鋳造で、その柔らかな表現は平安時代後期の気風をよく示している。   

金銅王菩薩三昧耶形 こんごうおうぼさつさまやぎょう
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