考古資料
9万年前の阿蘇山大噴火による火砕流でなぎ倒された樹木。この火砕流は、山口や愛媛にまで達する大規模なものであった。樹種は常緑針葉樹のマツ科トウヒ属。温帯から亜寒帯にかけて生育する樹種で、氷河期であった当時の自然環境を知ることができる。
東峰村の阿蘇4火砕流堆積物及び埋没樹木
小野川の阿蘇4火砕流堆積物及び埋没樹木群
竹田の阿蘇火砕流堆積物