絵画
斉白石(一八六四~一九五七)は、近代中国を代表する水墨画家。名を璜こうといい、湖南省湘潭の人。大工や指物師を経て画家となった。白石の山水図は数少ないが、なかでもこのような大幅の制作は、中華民国十一年(一九二二)前後の一、二年に限られる。北京に上京する前に遊んだ桂林の山水がこの図の原風景になっている。
相伴看山図
斉白石(斉こう)
壬戌年山水図
仏手柑茘枝図(贈雪厂)