紙本金地著色唐獅子図〈狩野永徳筆/六曲屛風〉 しほんちゃくしょくからじしず〈かのうえいとくひつ/ろっきょくびょうぶ〉

絵画 日本画 / 安土・桃山

  • 狩野永徳 (附)狩野常信
  • 東京都
  • 桃山 (附)江戸
  • 紙本金地著色
  • 縦二二三・六センチメートル
    横四五一・八センチメートル
    (附)縦二二四・〇センチメートル
       横四五三・五センチメートル
  • 一隻
  • 東京都千代田区千代田
  • 重文指定年月日:20210930
    国宝指定年月日:20210930
    登録年月日:
  • 国(文化庁保管)
  • 国宝・重要文化財(美術品)

金雲たなびく山間を2頭の唐獅子が悠然と歩く様子を力強い筆致と明快な彩色で描く。その豪放な筆致、量感豊かな形態把握から、様式的にも狩野永徳(1543~90)の筆であることは疑いない。その気宇の壮大さと、明るく開放的な作行きは圧巻のひとことに尽き、我が国の絵画史上で突出した存在感を示している。織田信長や豊臣秀吉を飾るにふさわしい絵画様式が形成される中心に位置した狩野永徳の代表作であることはもとより、その時期の文化を代表する優品として極めて高く評価されるものである。

紙本金地著色唐獅子図〈狩野永徳筆/六曲屛風〉 しほんちゃくしょくからじしず〈かのうえいとくひつ/ろっきょくびょうぶ〉

ページトップへ