工芸品 その他 / 室町
胴は背面に引合せを設け、威は茶糸のほか、肩や裾などに紅・白糸を用いている。袖を裾の方の幅を狭く、腕になじむように丸みをつけた壺袖(つぼそで)としているのは珍しい。胸板(むないた)・脇板(わきいた)などは藻獅子韋包(もじしかわづつみ)、金物【かなもの】は枝菊文で、室町時代の特色豊かな腹巻である。(2005/06/21_h05)
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黒韋肩裾取威腹巻
色々糸威胴丸