絵画
「眠り布袋」という通称をもつ布袋図。ごく限られた淡い墨のみで描く罔両画の佳作で、筆者は南宋時代の画僧・牧谿だと伝えられてきた。本紙右下隅に室町時代の鑑蔵印とされる「善阿」(朱文瓢形印)が捺されており、第八代将軍・足利義政に重用された庭師の善阿弥の鑑蔵印ともいわれる。後に豊臣秀吉が所持し、高台寺などに伝来した。
布袋図・朝陽図・対月図
胡直夫筆 偃渓黄聞賛 無住子筆
遠浦帰帆図
伝牧谿
漁村夕照図
牧谿