真鶴半島沿岸に生息するウメボシイソギンチャクとサンゴイソギンチャク まなづるはんとうえんがんにせいそくするうめぼしいそぎんちゃくとさんごいそぎんちゃく

天然記念物

  • 神奈川県足柄下郡真鶴町・足柄下郡湯河原町
  • 真鶴岬三ツ石周辺海域(ウメボシイソギンチャク)、福浦カツラゴ地先海域(サンゴイソギンチャク)
  • 指定年月日:S54.2.16
  • 神奈川県指定重要文化財

ウメボシイソギンチャクは相模湾以南の暖海に分布する濃紅色の大変美しい種類で、かつては湾内の岩礁の至る所に見られたが、関東大震災によって海岸が隆起した結果、ほとんどが死滅した。こうした中にあって三ッ石海岸ではきわめて多数が群生し満潮時にはすばらしい景観を呈する。

またサンゴイソギンチャクは相模湾以南に分有する熱帯性の大型の種類で、カツラゴ海岸には大きい集団が見られる。クマノミという魚が共生することでも知られている。

真鶴半島沿岸に生息するウメボシイソギンチャクとサンゴイソギンチャク まなづるはんとうえんがんにせいそくするうめぼしいそぎんちゃくとさんごいそぎんちゃく

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