仏涅槃図 ブツネハンズ

南北朝

  • 制作地:日本
  • 南北朝時代・14世紀
  • 縦162.3cm:横170.2cm
  • 1幅

釈迦の入滅の場面を描く涅槃図(ねはんず)には、横たわる宝台を足のほうから見る構図の古い形式と、その逆の新しい形式とがある。本図は後者に属するが、体をまっすぐに伸ばし、両手を体側につけて横になる釈迦の姿や、集まった会衆(かいしゅう)の姿、画面が横長である点などには、古い図様の伝統もとどめている。

仏涅槃図 ブツネハンズ
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