歴史資料/書跡・典籍/古文書 / 江戸
本石碑は、水戸藩第9代藩主徳川斉昭(1800~1860)により、文政11年3月から同13年9月までの間に、水戸藩中屋敷(駒込邸)庭園に建立されたものである。現在、水戸藩中屋敷跡地である東京大学浅野キャンパス敷地内に設置されている。石材は、水戸藩の御用石で常陸国内から産出される寒水石である。銘文は、文政10年冬に水戸藩上屋敷が罹災し、中屋敷に転居していた斉昭が文政11年3月11日の日付で作文した「向岡記碑」であり、水戸藩中屋敷が所在した「向岡」の由来が記されている。
徳川斉脩の漢詩碑
徳川家宣胞衣塚 付 胞衣塚碑
慷慨淋漓の碑拓本附台石