中国北宋時代の政和二年(1112)から南宋時代の紹興二十一年(1151)にかけて福州の開元禅寺(かいげんぜんじ)で開版された大蔵経(だいぞうきょう)で、開元寺版と称される版経。この版は紹興十八年(1148)の刊記を有する。『経律異相』全五十巻(宝唱編)は経・律・論の要文を類集して仏教の霊異を総括した中国の仏教書。
宗鏡録巻第八十二
宋版一切経〈宋版三千百一帖/和版二百十七帖、写本百六十八帖〉
思渓版大明度経 巻第五