圭頭柄頭付鉄刀 けいとうつかがしらつきてっとう

考古資料

  • 出土地:伝茨城県土浦市出土
  • 古墳時代 7世紀
  • 銀製・鉄製
  • 全長45.4 刀身40.3 柄5.1 鞘幅2.9 関部厚1.4
  • 1振

銀製の圭頭金具で飾られた大刀で切先を失う。圭頭金具は柄から外れ、柄には刻み目を持った銀線を巻く。食み出し鍔で一文字に終わる。鞘口金具にも銀板を被せていて、切先側は足金物と一体化する。柄頭、足金物と鞘尻金具は不規則な刻線で加飾されているが、何を表したか判然としない。方頭金具に銀装の栫を持った刀は6世紀末に登場し、7世紀に盛行する。本品は短刀で、副葬品に見られるのは飛鳥~平安時代である。

圭頭柄頭付鉄刀 けいとうつかがしらつきてっとう
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