江戸
茶の湯の大成者、千利休(一五二二~九一)が好んだ姿形の薄茶器(抹茶を入れる器)。蓋裏には利休の孫、宗旦(一五七八~一六五八)の花押(サイン)があり、その子、江岑(一六一三~七二)が箱書きをしている。廣海家からの千点を超える寄贈品のひとつ。
面糸目雪吹 不昧好 不昧在判
松平不昧
絹本著色千利休像
松木棗 千宗旦在判
千宗旦在判