真宗本廟東本願寺内事 日本館 しんしゅうほんびょうひがしほんがんじないじ にほんかん

  • 京都府
  • 大正 / 1923
  • 木造、建築面積793.64㎡、桟瓦葺、東・南渡廊下、小書院附属
  • 1棟
  • 京都府京都市下京区烏丸通七条上る常葉町
  • 重文指定年月日:20230925
    国宝指定年月日:
  • 宗教法人真宗大谷派
  • 重要文化財

京都市下京区に位置する、武田五一によって設計された、大正12年建築の東本願寺宗主とその子弟のための大規模な二世帯住宅。洋館は、我が国におけるセセッション受容の代表作の一つであり、細部意匠を含めて造形の特徴をよく捉え、フランク・ロイド・ライトの造形を取入れた初期事例としても特筆される。日本館は、建築家による和風住宅の好例であり、伝統的な形態に近代的な細部意匠を採用し、全体として格式張らず、軽快な空間をつくる。稀代のデザイナー武田五一による和洋を併設した住宅として、意匠的に優秀である。また、鉄筋コンクリート造の住宅として最初期の事例であり、歴史的価値が高い。

真宗本廟東本願寺内事 日本館 しんしゅうほんびょうひがしほんがんじないじ にほんかん

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