日本画 絵画 / 江戸
やまと絵の復興者として名高い訥言だが、晩年は眼を患い、ついには失明し、自ら命を絶ったと伝えられる。それを裏付けるのが、ここに押されている「晦存」印と「求明」の款記である。次第に暗くなっていく視界のなかでの精密な描写に、画家訥言の気概が感じられる。
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若竹鶺鴒図屏風
田中訥言(1763~1863)筆
勿来関図
浮田一けい(1795~1859)筆
青緑山水図
中林竹洞(1776~1853)筆