工芸品 金工 / 安土・桃山
懐中用丸鏡の背面に、帽子を片手に持つ南蛮人と桜の花を表す。当時の日本人にとって、南蛮人は新奇ないでたちとあわせて、貿易より莫大な富をもたらす財福の神として憧れの対象であり、漆器の箱や硯箱、鏡のような伝統的工芸品にモチーフとして登場するようになった。
南蛮人蒔絵螺鈿鞍
内行花文鏡