考古資料 金属製品類 / 古墳
前胴は6段、後胴は7段の横長鉄板で構成され、後胴部の押付板上部周縁は、鉄板の折り返しによって縁金が付けられている。開閉部の右胴前の両端には、引合板が縦位置に留められている。古墳時代の短甲としては、最も一般的な横矧板鋲留[ヨコハギイタビョウドメ]で造られた、右前胴が開閉する型式の短甲である。
馬場代2号墳出土品
横矧板鋲留短甲
横矧板革綴短甲