短甲 たんこう

考古資料 金属製品類 / 古墳

  • 古墳時代後期
  • 鉄製 横板矧鋲留
  • 前胴高35.0cm 後胴高45.0cm
  • 1領
  • 伝愛知県岡崎市内出土 
  • 愛知県指定文化財

前胴は6段、後胴は7段の横長鉄板で構成され、後胴部の押付板上部周縁は、鉄板の折り返しによって縁金が付けられている。開閉部の右胴前の両端には、引合板が縦位置に留められている。古墳時代の短甲としては、最も一般的な横矧板鋲留[ヨコハギイタビョウドメ]で造られた、右前胴が開閉する型式の短甲である。

短甲 たんこう
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