建造物 宗教建築 / 鎌倉
- 愛媛県
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鎌倉後期 / 1305
- 桁行七間、梁間九間、一重、入母屋造、本瓦葺
- 1棟
- 愛媛県松山市太山寺町
- 重文指定年月日:19040829
国宝指定年月日:19560628
- 太山寺
- 国宝
太山寺は真言宗寺院で、草創が不明だが、本尊等は平安時代の作である。本堂は蟇股の墨書銘より、嘉元3年(1305)の建立と判る。中世には全国各地にこうした床張の仏堂が数多く建てられたが、この本堂は内陣を二重の外陣・脇陣・後陣で囲んだ雄大な規模を持ち、内陣の厨子も含め、和様でまとめられた意匠も優秀である。