紙本墨画凍雲篩雪図〈浦上玉堂筆/〉

絵画 / 江戸

  • 浦上玉堂
  • 江戸
  • 1幅
  • 重文指定年月日:
    国宝指定年月日:19650529
    登録年月日:
  • 公益財団法人川端康成記念会
  • 国宝・重要文化財(美術品)

雪に埋もれた大自然の寂寥感を、繊細な筆触と幾度も重ねられた墨の諧調によって、しっとりと表現している。浦上玉堂(一七四五-一八二〇)の六十代末期の作と想定され、彼が奥羽遊歴中に接した雪景の実感がここに結実したとみられる。玉堂独自の画境を示す代表作であるとともに、日本南画史上忘れられない名作でもある。

紙本墨画凍雲篩雪図〈浦上玉堂筆/〉
ページトップへ