妙喜庵書院及び茶室(待庵) 茶室(待庵) みょうきあんしょいんおよびちゃしつ(たいあん) ちゃしつ(たいあん)

建造物 住居建築 / 安土・桃山

  • 京都府
  • 桃山 / 1573-1593
  • 茶室二畳、次の間一畳板畳付、勝手の間より成る、一重、切妻造、
    こけら葺、土庇付
  • 1棟
  • 京都府乙訓郡大山崎町字大山崎
  • 重文指定年月日:19030415
    国宝指定年月日:19510609
  • 妙喜庵
  • 国宝

妙喜庵茶室 一棟

 待庵は天正年間(一五七三~九二)頃、利休好みとして造られた茶室で、後世しばしば写しが作られたほど有名なものである。二畳の隈炉、洞床の床の間、一畳板畳付の次の問及び勝手の間があり、南面に土庇がある。天井や窓の取り扱いには巧妙なところがあって、狭い室内をうまく処理しており、初期茶室遺構として貴重なものである。

【引用文献】
『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)

妙喜庵書院及び茶室(待庵) 茶室(待庵)

ページトップへ