建造物 住居建築 / 安土・桃山
妙喜庵茶室 一棟 待庵は天正年間(一五七三~九二)頃、利休好みとして造られた茶室で、後世しばしば写しが作られたほど有名なものである。二畳の隈炉、洞床の床の間、一畳板畳付の次の問及び勝手の間があり、南面に土庇がある。天井や窓の取り扱いには巧妙なところがあって、狭い室内をうまく処理しており、初期茶室遺構として貴重なものである。【引用文献】『国宝辞典(四)』(便利堂 二〇一九年)
妙喜庵書院及び茶室(待庵) 書院
南禅寺方丈
裏千家住宅(京都府京都市上京区小川通寺之内上る本法寺前町)